壊れたら高くてもう買えない!
いつでも入れる保険はないの?
こんな疑問やお悩みはありませんか?
実は格安SIMでも低料金で加入できるスマートフォンの保険(補償サービス)があるのですが、ご存じない方が結構多いと思います。
なぜなら、スマートフォンの保険は大手キャリアの端末購入時しか加入できないと勘違いしている方が多いからです。
私は個人事業主として600台の中古スマホを販売し、またスマホ検定資格を生かしながら80組のスマホ料金削減をアドバイスしてきました。
つまり料金とスマホ端末、両方に精通しています。
この記事では「スマホの保険証とモバイル保険」について丁寧に解説いたします。
この記事を読むだけで、補償サービスの重要性とオススメプランが全てわかります。
結論はこの記事で「自分に合ったスマホの補償サービス」を選べます。
では解説します。
大手キャリアの端末補償は制約が多い
大手キャリアのドコモ、au、ソフトバンクでは端末補償サービスがあります。
ですが次のような厳しい制約があります。
- そのキャリアで購入した端末だけ
- 保険は端末購入時にしか入れない
実際にサービス内容を見てみましょう。加入条件厳しさがわかります。
3大キャリアの補償サービス
・端末購入日を含む14日以内の申込み必須
・月額料金:363円~1,100円(1台)
・代替機への交換や修理(主に交換)
・端末購入時のみ申込み可能
・月額料金:418円~726円(1台)
・代替機への交換
・端末購入時のみ申込み可能
・月額料金:550円~715円(1台)
・代替機への交換か修理を選択
一方、格安SIMでは端末補償サービス自体がないケースが多いです。
そこで格安SIMでも使えるスマホ保険が大事になります。
では、まずスマホ保険の必要性を次でご説明します。
高額なスマホ端末には保険が必要
最近はスマートフォンが超高額になってます。
簡単に一括購入ができず、分割購入が一般的ですよね。
例えば人気機種では下記のような価格です。
(下記は税込み、2022年9月時点)
機種 | 価格(赤字は10万円以上) |
iPhone14(256GB) | 134,800円 |
iPhone14 Pro(256GB) | 164,800円 |
iPhone13 Pro Max(256GB) | 169,999円 |
iPhone13 Pro(256GB) | 157,340円 |
iPhone13(256GB) | 121,700円 |
Google Pixel6(256GB) | 92,560円 |
Xperia 5 Ⅲ SIMフリー | 109,800円 |
もし10万円のスマホが壊れてしまったら・・・
あなたはすぐ買い替えできますか?
もはやスマホは生活必需品でなくてはならないものです。
「高額な端末は壊すのが怖い」という方は、激安端末を購入して格安スマホを始める方法もあります。
よければ下記の記事を参考にしてください。
fa-arrow-circle-right参考Android端末代+LINEMOミニプラン(3GB/990円)を総額5,390円で始める方法
fa-arrow-circle-right参考iPhone端末代+LINEMOミニプラン(3GB/990円)を総額8,490円で始める方法
有名な「スマホの保険証」と「モバイル保険」を比較
2大スマホ保険と言えばスマホの保険証 とモバイル保険 です。
本日はこの2大保険を4つの視点で比較します。
その4つの視点とは
比較4項目
になります。
ではさっそく詳細比較をしていきましょう。
補償内容
最も重要なのが料金や補償金額といった補償内容です。
ですので、まずは最重要項目から比較します。
(料金プランの金額は非課税)
スマホの保険証 | モバイル保険 | |
運営会社 | 株式会社ギア | さくら少額短期保険株式会社 |
料金プラン | ライトプラン:550円/月 スタンダードプラン:900円/月 |
700円 |
補償条件 | 破損、故障、水没、データ復旧の 必要性、修理不能及び盗難や紛失に より修理費用等を負担したとき |
不慮の事故で故障、外装破損、 損壊、水濡れおよび盗難が生じ 修理費用などを負担したとき、 または修理不能となった場合 |
補償金額 |
年間最大100,000円まで (主端末+副端末合わせて) |
年間最大100,000円まで (副端末は30000円まで) |
紛失:最大25,000円まで | 紛失:補償しない | |
修理不能/盗難:最大25,000円 (副端末は12,500円まで) |
修理不能/盗難:最大25,000円 (副端末は7,500円まで) |
|
自己負担金 | 修理費用の30%(負担上限10,000円) | 0円 |
補償台数 | ライトプラン:主端末1台 スタンダードプラン: 主端末1台 + 副端末4台 |
主端末1台 + 副端末2台 |
比較してみると、結構違いがあります。
ポイントとしては料金、台数、自己負担金等。
この内容だけでも、向いてる人は変わってきます。
独身か家族か、台数が少ないか多いか等。
引き続き、比較を続けてみましょう。
補償可能な端末の条件
続いて補償をうけるための端末の条件です。
では2社の比較をしてみましょう。
スマホの保険証 | モバイル保険 | |
対象機種 | キャリア問わず全機種 | キャリア問わず全機種 |
保証可能な 端末の条件 |
新品・中古問わず、加入日から 5年以内に発売された端末。 但し5年以上であっても加入日から 1年以内の購入証明できれば可。 |
①新規取得後1年未満 ②1年以上経過でも保険申し込み時点 で、メーカーまたは通信キャリアが 提供する有償の補償サービスに 加入中のもの。 |
壊れている 端末について |
画面破損、水没や故障は登録不可 | 故障は登録不可 |
中古品の 補償について |
国内メーカー品で販売店の 保証付なら可 |
国内で販売され購入日から 3ヶ月以上の販売店保証付なら可 |
オークション 購入品や 譲渡品 |
不可 | 不可 |
端末の条件は結構似ています。
が、大きな違いは端末の製造年数です。
スマホの保険証 が5年以内に発売、モバイル保険 が1年以内の発売と4年も製造年月差があります。
修理店舗の補償金手続き
では次に修理店舗と補償金手続きの比較です。
これも結構差がありました。
スマホの保険証 | モバイル保険 | |
修理可能な 店舗は? |
正規店、街の修理屋さん等、 どこでも可 |
基本的に正規店舗 ・メーカーまたは正規代理店 ・キャリアショップ ・登録修理業者 |
補償金請求に 必要なものは? |
①壊れる前の端末の画像 ②壊れた端末の画像 ③修理報告書(修理店舗発行) ④レシートや領収書 |
①故障状態を写した写真 ②修理報告書または見積書 ③領収書またはレシート |
大きな違いは、修理店です。
スマホの保険証 ではどの店で修理してもOKです。
ちなみに壊れる前の端末画像ですが、モバイル保険 では加入時に提出するので、実質手続きはほぼ同じです。
ちなみにモバイル保険 で要求される正規の修理業者は以下で探せます。
ぜひ参考にしてください。
正規修理店等
もしあなたが街の修理屋さんに不安なら上記がオススメです。
正規で技術力が高い安心できる修理店舗です。
手続き、支払い方法
では最後に各種手続きと支払い方法を比較します。
スマホの保険証 | モバイル保険 | |
契約は未成年 可能か? |
ご契約は18歳以上(高校生除く)。 18歳未満は保護者が契約者。 |
満18歳より契約可。17歳以下は 保護者が契約者。 |
保険料の 支払い方法 |
クレジット払いのみ | クレジットカード、キャリア決済、 口座振替 |
年払いは できるか? |
不可(月払いのみ) | 不可(月払いのみ) |
解約方法 | ①マイページの問い合わせから ②またはコールセンター 【フリーダイヤル:0120-745-169】 |
①マイページから「解約」を選択 ②またはコールセンター 【フリーダイヤル:0120-703-550】 |
解約後の再 契約は可能? |
可能だが、一度登録した端末は不可 | 可能だが、一度登録した端末は不可 |
一番大きい差は、支払い方法ですね。
モバイル保険 は3種類の支払いに対応してます。
他の項目はほぼ差なしですね。
「スマホの保険証」「モバイル保険」それぞれに向いてる人
ここまでスマホの保険証 とモバイル保険 を比較してきました。
特徴に結構差があったので、それぞれに向いてる人がいます。
ざっとまとめると以下のような感じです。
スマホの保険証が向いてる人
・最安(550円)で運用したい
<共通>
・修理は街の修理屋さんにしたい
・使用端末が少し古い(5年以内だが)
モバイル保険が向いてる人
・修理は正規の業者を使う
・使用端末は購入1年以内
ぜひ、それぞれの方の希望に沿って決めてくださいね。
本日の記事で2大有名保険の違いが分かったでしょうか?
その他、気になる疑問を解決します
保険概要や特色はご説明しました。
とは言え、まだまだ疑問は残ると思います。
そこで代表的な内容を調べたので回答します。
バッテリー交換できる?⇒「できません」
基本的に経年使用や自然消耗は保証に含まれないのです。
補償開始はいつ?⇒「申し込み翌日午前0時から」
それぞれ以下の条件になっています。
少し条件が違っているのが「決済完了後」か否か。
保険証券は発行される?⇒「されません」
それぞれ以下の条件になっています。
これは完璧に同じ回答です。
確かにこのご時世、紙は必須ではないですからね。私も保険証券は既に紙から卒業しています。
補償期間はどれくらい?⇒「契約が有効な限り」
多少表現方法が違いますが、ほぼ同一内容です。
内容は同じです。
「スマホの保険証とモバイル保険を徹底比較」のまとめ
今回の記事のまとめは
2.高額なスマホ端末には保険が必要
3.「スマホの保険証」と「モバイル保険」を比較
- 補償可能な端末の条件
- 修理店舗の補償金手続き
- 手続き、支払い方法
- バッテリー交換はできない
- 補償開始は翌日午前0時から
- 保険証券は発行されない
- 補償期間は契約の限り
という内容で詳しく解説しました。
高額な端末が「壊れてから後悔しても遅い」ですよ。
3~4万以上の端末なら保険の備えは必須です!
あなたが端末補償の無い格安SIMを使うならどちらかの保険は必須です。
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本日の内容でわかりにくい点があればいつでも気軽に質問してください!
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