LINEMOとLIBMOを徹底比較【プロのスマホ事業者が判定】

この記事では「LINEMOとLIBMOの違い」を丁寧に解説いたします。

業界誌・WEBメディアでの受賞履歴

LINEMOもLIBMOもWEBメディア等から受賞されています。

回線品質や速度、といった一定の基準で競った結果です。

ではまずLINEMO の受賞履歴からです。

(参考：J.D. パワー 2021年携帯電話サービス顧客満足度調査)

どんな賞かと言うと

の3つの視点でオンライン部門でトップです。

 

一方、LIBMO の受賞歴は・・・ありません。

運営のTOKAIコミュニケーションズは光回線で実績がありますが、LIBMOは受賞歴がありません。

 

各社の受賞歴を見ました。

残念ながらLIBMOは受賞歴がないので、知名度が低く評価が良いとは言えません。

プロの格安SIMコンサルとしての私の見解は、総合力でLINEMO が優勢だと判断します。

 

様々な諸費用の比較

まずは契約に関わる諸費用を比較します。

実は結構差があって、LINEMOは0円ですがLIBMOはかかります。

(価格は税込みです)

LINEMOは0円ですが、LIBMOは最初に3,733円必ずかかります。

しかもSIMサイズを間違ったりしたら更に+3,300円上乗せです。

 

あとちょっと驚きましたが、LIBMOはいまだに解約料10,450円かかります。

最低利用期間1年間の縛りもあるし、時代に逆行してる気が・・・

 

様々な諸費用に関してLINEMO がLIBMO より圧倒的に安くて有利です。

LIBMO は手数料が多すぎて、この段階で心が折れそうです(^^;

月額料金&通話料金の比較

では月額料金、音声通話料金の比較をしてみます。

(価格は税込みです)

データ容量で最重要と言われる3GBは両社ほぼ同価格です。

なぜ3GBが重要かと言えば全スマホユーザーの6割が3GB以下だからです。

詳しくは以下の記事で書いています。

fa-arrow-circle-right参考【プロ厳選】格安SIMを選ぶときの最重要な3つの基準【完全保存版】

 

LIBMO ではデータ容量500MBのゴーゴープランなど面白い特色があります。

でもLIBMO には大きな弱点があるためメイン回線では厳しいです。

その弱点とは次の項目で説明する「速度」です。

 

通話料に関しては両社ともに22円/30秒です。

まあLINEMOは1年間5分間の通話がタダなのでやっぱりお得ですね(^^;

 

速度・料金・会社の実績を合わせた「コスパが良い回線」を選ぶのが格安SIMの鉄則です。

となれば私は自分が使ってるLINEMO が圧倒的にオススメです。

 

速度の比較

では次の通信速度の比較をしてみます。

速度データは場所や時間帯で変わるので絶対的なデータではないので参考です。

LIBMOはバースト機能がありません。

一方、LINEMOのスマホプランは速度制限時も1Mbpsと高速で便利です。

youtube動画も500kbpsでOKなのでLINEMOはほぼ速度制限なし状態かも。

バースト機能はアプリ立ち上がりの一瞬なのでbpsの数字の大きさが大事です。

 

まずLINEMO の速度測定結果です(私が計測)。

1日通して最低5Mbpsは出ており非常に早いです。

更に混雑する昼時でも15Mbpsという高速動作ができています。

次にLIBMO の速度測定結果です。

(参考：eConnect(株)様スピード計測結果)

残念ながらLIBMO は昼時の1時間近くほぼ止まってます。

あと夜18～20時もかなり速度が遅くなっています。

遅い時間は目をつぶり、安いデータ回線だけ割り切って使うならありですが。

結論としては1日を通して平均速度はLINEMOの圧勝です。

 

LIBMO は昼時、夜中心に長時間低速なので心配です。

総合的な性能で言えば、速度制限時も1MbpsのLINEMO が圧勝です。

オプション&割引を比較

次にオプションと割引関連を比較してみます。

(価格は税込みです)

光割引や容量追加オプションはLIBMO がお得です。

かけ放題はLINEMOが1年間無料なのでお得ですね。

 

あと容量シェアは他の格安SIM同様、本当に割高ですね。

1枚SIM追加で手数料3,300円とSIM利用料がかかります。

せっかくシェアしてるのに相当割高です。

 

LIBMO はせっかく容量シェアできるのに高すぎです。

格安SIMにしたいのに、いきなり12,500円以上払ったら無意味です。

回線の通信速度も極度に遅い時間帯があったり問題が多いかも。

総合力で判定してLINEMO が圧倒的に有利です。

 

独自サービスを比較

では次にそれぞれの独自サービスを比較してみます。

(価格は税込みです)

独自サービスの展開ではLINEMO の圧勝です。

故障時の端末補償は両社ともに対応していますね。

大きな違いは2点です。

まずはLINEMOにはカウントフリーがあること。

 

カウントフリーはLIBMOと画期的に違うポイントです！

あと子供用の安心フィルターは両社とも対応なのは良いですね。

でもLINEMOが無料に対し、LIBMOは有料です。

うちは子供が2人なので880円。もし4人なら1,760円ですね。

 

あとLINEMOでは端末セット販売がありません。

ですが逆に言えば自分で好きな端末を選べるということです。

端末代含めてこんな激安運用もできるのでぜひ参考に。

fa-arrow-circle-right参考iPhone端末代+LINEMOミニプラン(3GB/990円)を総額8,490円で始める方法
fa-arrow-circle-right参考Android端末代+LINEMOミニプラン(3GB/990円)を総額5,390円で始める方法

申し込み方法&サポート体制を比較

では最後に申し込み方法とサポート体制の比較をしてみましょう。

(価格は税込みです)

大きな違いは2点あり、まず申し込み方法です。

LINEMOではネット手続きなのに対し、LIBMOは店頭申し込みができます。

ただし静岡県の数店舗のみなので、ほとんどの方は利用できません。

 

もう一つの大きな違いは支払い方法です。

LINEMOでは3つの支払い方法に幅広く対応しています。

 

静岡県在住で、速度低下も気にしないならLIBMO もありかも。

一方、支払い方法を自分で選びたいならLINEMO ですね。

LINEMO はネット手続きのみですが15分で簡単終わります。

下記の記事でさっと見れるのでぜひご参考に

fa-arrow-circle-right参考LINEMO申し込み方法を画像と図解で詳しく教えます【新規＆乗り換え】
fa-arrow-circle-right参考LINEMO SIMが届いた後の初期設定のやり方【画像で丁寧に解説】

 

「LINEMOとLIBMOを徹底比較」のまとめ

今回はLINEMOとLIBMOを比較しました。

比較した観点は以下になります。

となります。

様々な比較をした結果、総合的にはLINEMO が勝利です。

残念ながらLIBMO は昼・夜時に遅すぎて支障がありそうです。

本日の記事でわかりにくい点があればいつでも質問してください！

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