【格安SIM】本当の最安運用を実現する3つの費用とは?【プロが解説】

格安SIMの基礎知識

スマホはじめ君
格安SIMにしたのに端末代高すぎ
毎月の総支払額あまり減ってない
格安SIMの賢い最安運用を教えて!

こんな疑問やお悩みはありませんか?

実は格安SIMに乗り換えても、思ってたほどスマホ料金が安くならない!と不満を抱いている方がいらっしゃいます。

なぜなら格安SIMで通信費は安くなっても、高額な端末の分割払いや、違約金のせいでそれほど安くならないことがあるからです。

 

たけ
こんにちは”たけ”と申します。

私は個人事業主として600台の中古スマホを販売し、またスマホ検定資格を生かしながら80組のスマホ料金削減をアドバイスしてきました。

つまり料金とスマホ端末、両方に精通しています。

この記事では「本当の格安SIM最安運用のコツを丁寧にご説明します。

本記事で最安運用のポイントを全て解説しますので、他の記事を読む必要がなくなります。

結論はこの記事で「格安SIMの最安運用」が賢くできます。

では解説します。

 

最安運用を実現する3つの費用とは

格安SIMの最安運用には3つの費用の管理が必要です。

その3つの費用とは

重要な3つの費用

1.格安SIMへの変更による節約金額
2.手数料・違約金
3.端末代金(残債や新規購入費)

になります。

1.の節約金額が「得した金額」

2.3.が「損した金額」になります。

スマホはじめ君
つまり「得」と「損」の金額をちゃんと知らないとダメだよ、ってことですか?

たけ
そうです。普通は格安SIMに変えれば、”圧倒的に得”の状態になります。もし実感が無ければ、何か無駄な費用がかかっている恐れがありますよ。

 

通信費は半額だけど15万の端末を購入した、だと節約できません。

損より得が多くならないと無意味です。

ここで格安SIMにして得した例、そうでもない例をご紹介します。

 

  • 格安SIMにしてお得になった例

乗り換え方法、節約効果まとめ

キャリア docomo⇒LINEMOへ
節約金額 7,000円(9,700円⇒2,728円へ)
スマホ端末 前キャリアの端末を流用
手数料・違約金 0円

手数料・違約金は0円です。

docomoの転出手数料は0円、そしてLINEMOの契約手数料が0円だからです。

ここで2年分の損得勘定をすると

損得勘定を計算

1.【得】節約金額:7,000円×24カ月=168,000円
2.【損】端末負担金:0円
3.【損】手数料・違約金:0円

になります。

つまり得は168,000円で損が0円、計168,000円の得です。

2年で約17万円の得なら凄い節約効果です。

 

  • 格安SIMでもあまりお得にならない例

乗り換え方法、節約効果まとめ

キャリア docomo⇒mineoへ
節約金額 7,500円(9,700円⇒2,178円へ)
スマホ端末 残債45,000円(前キャリア分)
新規135,000円(iPhone 13 Pro MAX)
手数料・違約金 3,733円

この例ではmineoに乗り換え時にSIMフリーiPhoneを購入します。

手数料・違約金は最初に3,733円かかります。

では2年分の損得勘定をしてみると

損得勘定を計算

1.【得】節約金額:7,500円×24カ月=180,000円
2.【損】端末負担金:45,000円+135,000円=180,000円
3.【損】手数料・違約金:3,733円

になります。

つまり得は180,000円で損が183,733円、計3,733円の損です。

2年で結局損するなら格安SIMにする意味が無いです。

激的に節約できるのが格安SIMのメリットなのに。

スマホはじめ君
こ・こわいです。。これいまの僕です。支払総額が安くならないなあ、と思ったら格安SIM乗り換えと同時に高額なiPhone買ってました(^^;

たけ
格安SIMにするなら激的な節約ができなきゃ意味がないです。まだ壊れてないのに、気分で高額スマホを分割購入するのは愚かで勿体ないですよ。

 

手数料や違約金に注意

手数料や違約金のような「損する費用」に注意が必要です。

さきほどの事例でもわかりますが手数料は会社ごとに違います。

LINEMO なら0円、mineoは約3,700円です。

スマホはじめ君
LINEMO が0円っていうのもすごいけど、相場はいくらくらいなんですか?

たけ
実は格安SIMではmineoが多数派で、LINEMO の0円が珍しいケースなんです。私がLINEMOをオススメする理由の一つですけどね。

 

代表的な格安SIMの手数料は以下になります。

なんかいちいちお金を取るという印象があります。

通信プラン 初期費用 SIMカード
手配料
SIMサイズ変更
再発行手数料
LINEMO 0円 0円 0円
楽天モバイル 0円 0円 0円
ahamo 0円 0円 2,200円
UQ mobile 3,300円 0円 3,300円
Y!mobile 3,300円 0円 3,300円
イオンモバイル 3,300円 0円 3,300円
OCN モバイル ONE 3,300円 433.4円 3,300円+433.4円
IIJmio 3,300円 タイプD:433.4円
タイプA:446.6円
eSIM:220円
2,200円+433.4円
mineo 3,300円 440円 3,300円+440円
BIGLOBEモバイル 3,300円 433.4円 3,300円+433.4円

手数料も積みあがれば大きな損失です。

あと違約金は上記ではBIGLOBEのみで1,100円になります。

スマホはじめ君
格安SIM=安い、って単純に考えてましたけど手数料は結構かかるんで注意ですね。

たけ
その通りです。SIMサイズ変更だけで4,000円弱もお金を取る会社は”格安SIM”と呼びたくないです。安さが売りなのにチマチマお金を取る会社は理解に苦しみます。

 

手数料・違約金の面では、ダントツでLINEMO 楽天モバイル の勝ちです。

ただ楽天モバイル は電波が悪いので、実質LINEMO 一択ですね。

LINEMO 楽天モバイル を比較した記事もあるのでぜひご一読を!

必読LINEMOと楽天モバイルを徹底比較【プロのスマホ事業者が判定】

 

端末代金に注意

端末代金が高いと格安SIMにしても意味がありません

通信費用は「端末代金」+「SIM料金」の総額で決まります。

端末代金が高すぎると結局通信費用が変わりません。

スマホはじめ君
僕も結構新端末買いますが、友人で1年ごとに新しいiPhone買う人もいます。結局、これじゃ通信費は安くならないですよね?

たけ
そうです。格安SIMは通信費節約のためです。わざわざ高すぎる端末を購入して、節約分を台無しにしたらもったいないですよね。

 

あと注意すべきは高額端末の分割払いです。

分割は見かけ上安くなったように錯覚します。

ですが莫大な借金(債務)であることを忘れてませんか?

先程の「格安SIMでも得じゃない例」を再度振り返ります。

 

  • 格安SIMでもあまりお得にならない例

乗り換え方法、節約効果まとめ

キャリア docomo⇒mineoへ
節約金額 7,500円(9,700円⇒2,178円へ)
スマホ端末 残債45,000円(前キャリア分)
新規135,000円(iPhone 13 Pro MAX)
手数料・違約金 3,733円

損得勘定を計算

1.【得】節約金額:7,500円×24カ月=180,000円
2.【損】端末負担金:45,000円+135,000円=180,000円
3.【損】手数料・違約金:3,733円

になります。

つまり得は180,000円で損が183,733円、計3,733円の損です。

2年で結局損なので格安SIMにする意味が無いです。

スマホはじめ君
改めて見ると、せっかく18万も得したのに、わざわざ自分で18万以上の借金や損を背負ってもったいないですね。

たけ
その通りです。ある程度のバランスの調整は良いですが、格安SIMなのに通信費が”格安”にならない運用は意味がないです。

 

 

  • とは言え、考え方は自由です

私は格安SIMにするなら通信費の大幅節約が理想です。

ですので高額な端末は無駄な出費だと考えています。

とは言え、考え方は人それぞれです。

 

  1. 常に最新機種を使いたい
  2. 1年ごとに必ず端末を変える
  3. コスパの良い端末を壊れるまで使う

と考え方は人それぞれで正解はありません。

 

ただし”最安運用”においては③が望ましいです。

スマホはじめ君
確かに「それはダメだよ!」と言っても強制はできませんよね。

たけ
そうですね。ですので私のポリシーは置いといて、それぞれの方のご希望に合わせた節約の方法が大事になります。激的な節約が不要な方もいますから。

 

これまで私は約80組の携帯節約コンサルをしました。

お客様のご希望に合わせてプランをご提案してます。

色々な考えの方がいて良い勉強させて頂いていますよ(笑)。

【ご提案】iPhone/Androidの最安運用

私なりにiPhone/Androidの賢い最安運用をご提案します。

iPhoneとAndroidでは端末代金に大きな差があります。

それゆえ、下記の運用をオススメします。

賢い運用

1.iPhoneユーザーは「手持ち端末」で格安SIM
2.Androidユーザーは「格安スマホ」で格安SIM

2つのケースを以下でご説明します。

 

iPhoneユーザーは「手持ち端末」で格安SIM運用

iPhoneユーザーは端末を買い替えず格安SIMを使ってください。

iPhoneの場合、最新機種は15万円越えもあります。

ですので1~2年ごとに機種を変えると莫大な借金です。

スマホはじめ君
デザインが好きでつい買い替えてしまいますけど、分割払いだって借金ですもんね。、無駄遣いに気づいて反省しました(^^;)

たけ
そうですね。どうしても最新機種が好きなら、その方の自由ですが節約を希望なら高額端末は”無駄”なので、考え方を変えましょう。

 

なのでiPhoneユーザーの方は新規端末購入はオススメしません。

具体的には以下の手順での格安SIM導入がオススメです。

  1. SIMロック解除を行う
  2. MNP予約番号を取る
  3. 格安SIMに乗り換え手続きをする
  4. 格安SIMを使う

SIMロック解除を行って他社でiPhoneを使えるようにします。

そして乗り換え手続きを行い格安SIMを使います。

高額なiPhoneでも3~4年の分割なら毎月の負担額は抑えられます。

次々と買い替えず、なるべく長期間使いましょう。

スマホはじめ君
僕もそうします。去年買ったiPhoneは4年くらいちゃんと使います!

たけ
iPhoneは高性能なので3~4年経過しても全然メイン機種として使いこなせますよ。これは高機能な端末のメリットですよね?作りが良いです。

 

ちなみにSIMロック解除~格安SIM乗り換えの手続きは下記の記事でわかります。

参考LINEMOへのMNP乗り換え手順を丁寧にご説明【この記事で全て解決】

 

Androidユーザーは「格安スマホ」で格安SIM運用

Androidユーザーは格安スマホで格安SIMを使ってください。

Android端末は安くて高性能なスマホが沢山あります。

主に2~3万円台で「格安スマホ」と呼ばれる機種です。

あとで”たけ一押し”機種も紹介しますね。

スマホはじめ君
2~3万でコスパの良いスマホが買えるならうれしいですよね。

たけ
私も実はAndroidメイン派です。2~3万の格安スマホを丁寧に使って、1年で8割くらいの価格で売って新機種を買う、というスタイルです。

 

端末を色々使いたい、という方はAndroidが良いです。

安くて高性能なので気軽に機種変できます。

Androidでは以下の手順での格安SIM導入してください。

  1. 格安スマホを買う
  2. MNP予約番号を取る
  3. 格安SIMに乗り換え手続きをする
  4. 格安SIMを使う
  5. 旧端末を売って儲ける

Android端末は基本SIMロックはかかっていません。

ですので端末を買って乗り換えれば使えます。

ただし、乗り換え先の周波数に対応してるかは確認が必要です。

スマホはじめ君
周波数?って何ですか?えっ難しすぎです・・・

たけ
ごめんなさい、急に書いちゃいました。では周波数(バンド)の参考記事を紹介しますのでぜひ読んでみてくださいね。

 

端末の周波数=バンドの解説はこちらの記事を読めば完璧です。

参考LINEMOで使えるスマホ端末の購入方法【機種変更もこの手順で完璧!】

では最後に私がオススメするAndroid端末をご紹介!

私自身が使ってきた本当に使いやすいスマホですよ。



 

まとめ

今回の記事のまとめは以下です。

本日のまとめ
1.最安運用を実現する3つの費用とは
2.手数料や違約金に注意
3.端末代金に注意
4.【ご提案】iPhone/Androidの最安運用
 -iPhoneユーザーは「手持ち端末」で格安SIM運用
 -Androidユーザーは「格安スマホ」で格安SIM運用

という内容について詳しく解説してきました。

せっかく格安SIMでも高額端末を買うと台無しです。

通信費の総額を減らして節約するのが目的ですよ!

本日の内容でわかりにくい点があればいつでも気軽に質問してください!

 

たけ
超高品質回線で最安運用ができるLINEMOのおすすめ記事も読んでみてくださいね。

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