ネット契約は超不安だし
家族で使うメリットが分からん
こんな疑問やお悩みはありませんか?
実は格安SIMへの乗り換えはとても簡単で節約の即効性もありますが、難しく面倒だと考える人が多いのです。
なぜなら格安SIM乗り換え前の注意点を網羅している記事が少なく、十分な情報を得られないからです。
私は個人事業主として600台の中古スマホを販売し、またスマホ検定資格を生かしながら80組のスマホ料金削減をアドバイスしてきました。
つまり料金とスマホ端末、両方に精通しています。
この記事では「格安SIMの様々な疑問」について丁寧に解説いたします。
この記事を読むと、格安SIMに必要な知識を一通り学べますので、他の記事を調べる必要がなくなります。
結論はこの記事で「重要な格安SIM知識を習得し、自力で乗り換え」ができるようになります。
では解説します。
- 格安SIMは安い通信事業者、もしくはプランのこと
- 格安スマホは安いスマホのこと、もしくは格安SIMと同義
- 大手キャリアとの違いは回線を持っていないこと
- 料金プランのバリエーションが多く安い
- 回線スピードが遅い会社もある
- 格安SIMは契約期間の縛り(最低利用期間)が緩い
- 音声SIMとデータSIMは電話できるか否かの違い
- ネット契約が多いが店舗契約もできる
- ネット申し込みなら15分で完了できます
- ゲームデータや保存データもそのまま使えます
- スマホは現端末、SIMフリー機、中古機が使えます
- 家族で格安SIMに乗り換えれば絶大な節約効果あり
- 格安SIMは大手キャリアにない独自サービスがある
- 「格安SIMとは?全ての疑問をわかりやすく解説」のまとめ
格安SIMは安い通信事業者、もしくはプランのこと
格安SIMって最近よく聞きますし、かなり浸透してきましたね。
簡単に説明するとドコモ、au、ソフトバンク、楽天(MNO)よりも携帯料金が安い事業者、もしくは料金プランのことを「格安SIM」と呼びます。
イメージは以下のようになります。
基地局や設備に莫大な費用をかけて日本中につながる回線をもっています。
格安SIM事業者は、こうした大手携帯事業者から一部の回線を借りて、通信事業を行っている会社です。
格安スマホは安いスマホのこと、もしくは格安SIMと同義
格安スマホは読んで字のごとく「格安なスマートフォン」のことです。
ですが、格安SIMのことを格安スマホと呼ぶときもあり、ちょっと曖昧です。
中古スマホ販売事業者の私の解釈では「3万円以下の新品Androidスマホ」のことです。
最近のiPhoneは10万円を軽く超える機種も増えていますので、とても格安スマホとは呼べません。
格安スマホと言えば中国メーカーや韓国メーカー、台湾メーカー等の高性能&低価格のコスパの良いAndroidが多いです。
大手キャリアとの違いは回線を持っていないこと
さきほど格安SIMのところで書きましたが、格安SIM会社は回線を持っていません。
日本中につながる回線を作り出すには、莫大な費用を使って基地局や設備投資が必要です。
格安SIMではこうした出費をせずに回線だけ借りるので安い、というカラクリです。
ただし、安いということはデメリット(回線の遅さ)もあります。
それは他の項でご説明します。
料金プランのバリエーションが多く安い
格安SIMのメリットの一つは、大手キャリアより料金プランのバリエーションが多く安いことです。
例えば以下はイオンモバイル料金プランですが、すごいバリエーションです。
(参考:イオンモバイルさいてきプラン)
イオンモバイルは特に種類が多いですが1GBごとに選べます。
自分に合った丁度良いデータ容量を細かく選べるのがメリットです。
例えばパパが7GB、ママが3GB、兄が10GB、妹が6GBみたいに自由に契約できます。
特に格安SIMは1GB~8GBくらいの小~中容量で大手よりも安くてオススメです。
例えばドコモの小容量向けの5Gギガライトは以下のような料金設定です。
(参考:ドコモ5Gギガライト料金プラン)
料金プラン自体は「5Gギガライト」の一つだけです。
ですがデータ使用量で段階的に変わる感じで・・・
わかりやすいですか?私は超わかりにくいです(^^;
格安SIMのプランはシンプルでわかりやすくバリエーション豊富で安い、という結論ですね。
回線スピードが遅い会社もある
これは仕組み上仕方がない、と考えることもできます。
格安SIMは大手キャリアから決まった回線数だけ借りてきます。
使える回線数が決まっているので、契約者が増えたら混んでスピードが落ちます。
ただ、格安SIM会社によってもかなり回線速度に差があるのも事実です。例えば
(参考:格安SIMの通信速度計測)
のように昼休みに極端に速度が落ち、更に1日を通しても5Mbps以上ほぼ出ない場合も。
全てはバランスなので、安さ最優先で速度は気にしない人ならOKだと思います。
ただ格安SIMコンサルの私としては通信品質が絶対的に第一優先事項です。
例えば私のメイン回線の1つはLINEMOですが、自分で速度測定したところ
こんな感じで、私の環境ではハッキリ言って遅い時間がありません。
厳密に言うとUQ mobileやLINEMOは格安SIMではなく、大手キャリアのサブブランドですが、だからこそ安いけど圧倒的に回線品質の良さに強みがあります。
「格安SIMは遅い時間帯がある」は真実ですが、全ての会社が遅いわけではありません。
私自身は「格安SIMを選ぶべき絶対3条件」で考えるとLINEMOが激推しです。
絶対3条件とはは
- 回線品質の良さ
- 価格
- 会社の安定度&実績
です。たけの選別理由をぜひご参考に。
fa-arrow-circle-rightオススメ【LINEMO】ソフトバンク回線で3GB月額990円(税込み)~
格安SIMは契約期間の縛り(最低利用期間)が緩い
契約期間の縛りが無い、もしくは違約金1,100円だけ、みたいに条件が緩い格安SIM会社が多いです。
たとえば主要な格安SIM、サブブランドの契約期間の縛りは以下になっています。
ざっと見ていただくと分かりますが2年縛りとかもうありません。
例え最低利用期間が設定されていても違約金はわずか1,100円。
自由に他社にのりかえが出来る状態になっています。
なんにせよ、消費者としては期間に縛られずに乗り換えできて嬉しいですね。
音声SIMとデータSIMは電話できるか否かの違い
格安SIMには音声通話SIMとデータSIMがありますが、違いは電話出来るかどうかだけです。
「電話できないならデータSIMいらないんじゃない?」
こんな風におっしゃる方がいるかもしれません。
でも以下のような方に需要が多く人気です。
- データ通信だけしたい人
- 電話はLINE電話で十分だと考える人
参考にご紹介するとデータ通信SIMが挿せるタブレットはこういう機種です。
あとデータ通信SIMでももちろんLINEは使えます。
なので通話はLINEで十分、という方は安いデータ回線だけの契約だけでもOKです。
音声通話SIMとデータSIMの違いはこちらの記事でも詳しく解説しています。
参考記事音声通話SIMとデータ通信SIMの違いを詳しく解説します【サブ回線】
ネット契約が多いが店舗契約もできる
格安SIMはネット契約しかできないと思っていませんか?
実は店舗で契約できる格安SIMも結構あります。
あっでもサポートは店舗で受けられない場合が多いのでご注意。
代表的な会社の契約方法は以下です。
格安SIM/サブブランド | 申し込み方法 |
LINEMO | 1.Webサイト |
ahamo | 1.Webサイト 2.店舗 – ドコモショップ(サポート3,300円) |
UQ mobile | 1.Webサイト 2.店舗 – UQ Spot – auショップ – 家電量販店(ビックカメラ等) |
OCN モバイル ONE | 1.Webサイト 2.電話:0120-506506(10時~19時) 3.店頭 – ドコモショップ – ゲオ即日カウンター |
IIJmio | 1.Webサイト 2.Amazonでパッケージ購入 3.店頭 – 家電量販店(コジマ、ヨドバシ等) |
楽天モバイル | 1.Webサイト 2.店舗 – 楽天モバイル – 家電量販店(ジョーシン、ヨドバシ等) |
ネット申し込みなら15分で完了できます
ほとんどの格安SIMはネット申し込みなら15分程度で終わります。
店舗契約の場合、店員さんの入力の時間や、超長い”重要事項説明書”の読み上げなど無駄が多いんです。
あっでも全部のネット契約が楽ではないのでその点は注意が必要です。
たとえばahamoはネット契約初心者にはオススメできないかも。
ahamoがわざわざ有料で店舗契約のサービスを始めた理由はこれです。
やり方が分からない人が続出してるからなんです。
ちなみに事前準備とは
- dアカウント取得
- dポイントクラブ登録
- オンラインdポイントカード発行
です。
いま聞いただけで、イメージがつかめた人は大丈夫!
は?という方は超簡単・直感申し込みのLINEMOがオススメです。
こちらの記事で申し込み方法(新規&乗り換え)を画像で丁寧に解説してます。
ぜひご参考に!
fa-arrow-circle-rightオススメLINEMO申し込み方法を画像と図解で詳しく教えます【新規&乗り換え】
ゲームデータや保存データもそのまま使えます
格安SIMにしてもスマホを変えないならデータは全て保存されます。
SIMを変えてインターネットの接続先を変えるだけ、です。
SIMの詳しいご説明はこちらの記事で書いてますのでご参考に。
fa-arrow-circle-rightご参考格安SIMの”SIM”ってそもそも何?にお答えします【こっそり賢くなる】
ただし格安SIMにすると3大キャリア独自サービスは使えなくなります。
あと最近キャリアメールは他社に移っても使えるようになりました。
例えばドコモ⇒mineoに移ってもドコモメールを継続できます。
ドコモ、au、ソフトバンク全て対応済ですが別途料金はかかります。
スマホは現端末、SIMフリー機、中古機が使えます
実は格安SIMは色々な端末で使えます。
具体的には
- 今使っているキャリアの端末
- SIMフリー端末
- 中古端末
の3つの選択肢があります。
①の今使っている端末の場合、スマホ端末にかかっている鍵を外す作業(SIMロック解除)をすれば他社に乗り換えても使えます。
詳しく知りたい方はこちらの記事でSIMロック解除を解説してますのでご一読を!
fa-arrow-circle-rightご参考格安SIMの”SIM”ってそもそも何?にお答えします【こっそり賢くなる】
次に②SIMフリー端末を使う場合です。
これは店舗かネットで購入できます。
私がオススメしているSIMフリー購入店はExpansys Japanです。
1998年創業で日本のSIMフリー端末販売の老舗で信頼度抜群です。
最新SIMフリー端末、ガジェットでは圧倒的な品ぞろえですね。
fa-arrow-circle-rightオススメあなたの欲しい最新ガジェットが必ず見つかる【expansys】
あと③中古端末は実は色々なところで探せます。
手軽さで言えばメルカリやヤフオクでも探せますよ。
業者さんだと、私自身が数十台購入しているイオシスさんが最適です。
業界最大手級で1996年創業の老舗で信頼度抜群の中古業者です。
良く雑誌やネットニュースでも見かけるのでご存じの方も多いかな。
fa-arrow-circle-rightオススメアウトレットと中古パソコンの「イオシス」
こんな感じで格安SIMで使える端末を探せます。
例えばLINEMOの動作確認済端末メニューはこちらです。
試しに私が以前サブ機で使っていたOPPO A73を探してみます。
もし「乗り換え先で動くか不安」なら、すでに動作確認済端末を選ぶのも良い方法です。
確認済だから絶対動きますからね(^^)
家族で格安SIMに乗り換えれば絶大な節約効果あり
以前こちらのレビュー記事で家族で格安SIMに変えた時の節約効果を計算しました。
節約効果試算「できる格安スマホ・格安 SIM 乗り換え完全ガイド」をレビュー
その時の試算結果では「圧倒的に節約効果あり」でした。
では家族でドコモを使い、今後格安SIMに乗り換えた時の効果を試算してみます。
公平性を保つため、前提条件は以下とします。
✔ 家の固定回線割引(光等)は適用しない
✔ かけ放題、データ容量大の人を必ず入れる
ドコモサイトでは、家族全員が4GB以下&割引全適用という一番安いズルイ設定なのでフェアではありません。
あくまで実際のケースを想定し現実的な計算をします。するとこうなります。
これまでの経験を踏まえて最適な組み合わせの1つをご提案しました。
現実的な前提条件で、私がプラン選定をすれば
(実に14,674円の削減)
が達成できます。
自分に合ったギガ数と使い方で選べば、ほぼ100%格安SIMが安くなります。
上記で気になった格安SIMがあればサイトを見てみてください。
格安SIMは大手キャリアにない独自サービスがある
大手キャリアになくて格安SIMにある代表的な独自サービスは
- カウントフリー
- ポイントがたまる
- Wi-Fiレンタルができる
といったサービスがあります。
個人的には①のカウントフリーは、大手キャリアにない大きなメリットだと思います。
- カウントフリーとは?
リーマンパパさんがおっしゃった「何かがフリー(無料)」でだいたい合ってます。
何かのサービスが無料、もしくは定額で使い放題ということです。
ではいくつか具体例をあげますね。
3.エンタメフリー(BIGLOBEモバイル)
4.ゲーム通信量使い放題(LinksMate)
私は良く3GB以下の通信量ならLINEMOが最強と勧めています。
実はLINEMOはカウントフリーでもメリットが絶大なんです。
- 無料でLINE使い放題(データ消費0)
- LINE MUSIC6カ月無料
と2種類のカウントフリーが無料で使える格安SIMは滅多にないですよ。
気になったらLINEMOのサイト(下記)を見てくださいね。
fa-arrow-circle-rightオススメ【LINEMO】ソフトバンク回線で3GB月額990円(税込み)~
あと少しだけ他も補足します。
②のポイントがたまる格安SIMはTONEモバイルでTポイント、BIGLOBEでGポイント等です。
③のWi-FiレンタルはHISモバイルでできます。
LINEMOを色々な格安SIM会社と比較した記事もありますので是非ご参考に
fa-arrow-circle-right参考LINEMOと主要格安SIM7社をプロが徹底比較【34項目に及ぶガチ比較】
「格安SIMとは?全ての疑問をわかりやすく解説」のまとめ
今回の記事のまとめは以下になります。
✔ 大手キャリアとの違いは回線を持っていないこと
✔ 料金プランのバリエーションが多く安い
✔ 格安SIMは大手キャリアにない独自サービスがある
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。
可能な限り図解や画像で丁寧にご説明いたしました。
もしわかりにくい点があればいつでも気軽に質問してください!
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