なんか前より電波が悪い気が・・
乗り換え後のトラブルはもう手遅れ?
こんな疑問やお悩みはありませんか?
実は料金の安さに惹かれて格安SIMに乗り換えたものの、「失敗した」「やめとけば良かった」と感じる方が沢山います。
なぜなら格安SIMのデメリットや、格安SIMがライフスタイルに合っているかわからず契約してしまう人が多いからです。
私は個人事業主として600台の中古スマホを販売し、またスマホ検定資格を生かしながら80組のスマホ料金削減をアドバイスしてきました。
つまり料金とスマホ端末、両方に精通しています。
この記事では「格安SIM乗り換え後の失敗例と解決策」を丁寧に解説します。
この記事を読めば、格安SIM乗り換えで失敗しても挽回する方法が分かります。
結論はこの記事で「最も賢く格安SIMに乗り換える、あるいは元に戻る方法」がわかります。
では解説します。
格安SIM(格安スマホ)乗り換え後の失敗例
格安SIM乗り換え後の典型的な失敗例は
格安SIM乗り換えでの失敗例
2.回線スピードが遅すぎる
3.予想外に料金が高い
4.サポートセンターにつながらない
5.電話&店舗サポートが必要だと後悔
の5つになります。
では個別にご説明していきます。
つながらない(通信できない)
最も深刻で一刻も早い解決が必要な失敗です。
つながらない原因は大きく分けて
- APN設定を間違っている
- スマホの対応周波数が間違っている
の2つです。
結論からいえばAPN設定は設定を修正すればOKですが、スマホの周波数間違えは深刻です。
スマホを変えるか格安SIM会社を変える必要があります。
ではそれぞれの内容をざっとご説明します。
APN設定を間違っている
新しく格安SIMを契約したらSIMが送られてきます。
SIMって何という方はこちらに詳しい解説がありますので、ぜひどうぞ!
fa-arrow-circle-right参考格安SIMの”SIM”ってそもそも何?にお答えします【こっそり賢くなる】
新しいSIMをスマホに入れたらAPN設定が必要です。
以下、LINEMOへの接続設定を例にします。
iPhoneは以下の5ステップが必要です。
4.情報画面で数秒待つ
5.スマホ上部の通信事業者がLINEMOになる
Androidなら以下の4ステップが必要です。
4.APN
APN plus.acs.jp
ユーザー名 lm
パスワード lm
MCC 440
MNC 20
認証タイプ CHAP
APNタイプ default,mms,supl,hipri
つながらない!と思ったらまずは手順書を見直してくださいね。
こちらの記事でLINEMOのAPN設定を画像で詳細解説してますのでぜひご参考に
fa-arrow-circle-right参考LINEMO SIMが届いた後の初期設定のやり方【画像で丁寧に解説】
スマホの対応周波数が間違っている
各携帯会社では、通信ができる周波数バンドが割り当てられています。
例えば私が使っているLINEMO がソフトバンク回線ですが、対応バンドは以下です。
ソフバンク、LINEMO、ワイモバイルの4G/LTEバンド | |
Band | Band1/3/8/11/28/41/42 |
ちなみに5Gはn77,n257という周波数帯に対応しています。
結論は、あなたが持っているスマホが主要ばBandに対応しているか?です。
ソフトバンク回線ならBand1/3/8/11/28/41/42に対応してるか?です。
たとえば私のAQUOS SENSE4(SH-M15)のメーカーページを見ると
(参考:https://jp.sharp/products/shm15/spec.html)
とBand1/3/8/41に対応してます。
ソフトバンク回線はBand1,3,8に対応していればちゃんと動くのでOKです。
もし通信できなかったら、スマホの対応周波数も確認してみてください。
メーカーのサイトに行けば必ず対応周波数Bandが出ていますよ。
もし端末選びで不安になったり迷ったら気軽に相談してください。
回線スピードがでない
通信速度が全然出ない、というのは格安SIMの失敗で一番多いです。
今までやってたことができないのは超ストレスですよね。
「遅すぎて絶対耐えられない!」という結論になりがちです。
例えばこんな格安SIMのスピード測定結果があります。
(参考:eConnect(株)様スピード計測結果)
お昼に数時間極端に遅くなります。
その時間帯はサイト閲覧やアプリがほぼできません。
「今まで通りの使い勝手」はとても期待できないですよね。
MNOとMVNOの関係を少しだけ補足します。
普通の格安SIM会社は、ドコモやソフトバンクから回線を借りて運営している会社です。
通称MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれます。
メリットは料金が安いのですが、回線が細いので利用者が増えるとすぐに混雑し、回線速度が落ちてつながらなくなります。
話を戻しますが、回線品質が良い「MNO回線」を選ぶのがベストです。
つまりドコモ、au、ソフトバンク回線をそのまま使うプランを選ぶという事です。
更に詳しい内容はこちらで書いていますのでぜひご一読を。
fa-arrow-circle-right参考【プロ厳選】格安SIMを選ぶときの最重要な3つの基準【完全保存版】
価格の安さだけで決めると後悔します。
超遅くて使えない格安SIMもありますのでご注意を!
例えば・・・
サポートセンターにつながらない
サポートセンターにつながらない!という失敗も多いです。
大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のサポートは充実しています。
電話、店舗ですぐに誰でもサポートを受けられます。
でも格安SIMではサポートにつながらないことはザラです。
大手キャリアのサポートが当たり前だと思うと落差にガッカリしますよ。
サポートに全くつながらないと「解約してやる!」となる方もいます。
これも結局、速度低下の失敗と同じことなんです。
「今まで当たり前のサービス」が提供されないのが格安SIMです。
安いけど最高のサポート、なんて無理なので諦めましょう。
予想外に料金が高くて後悔(実は通話料金が高額)
実は予想外に料金が高くて後悔する方もいます。
原因は高額な通話料金やオプションだったりします。
格安SIMの通話料金は、22円/30秒と高額です。
家族間通話のサービスはないのが普通です。
もし通話を沢山される方はかけ放題プランのある格安SIMを使いましょう。
例えば
かけ放題のある格安SIM
でかけ放題サービスがあります。
この中なら1年間5分かけ放題タダのLINEMO を推します。
あと注意点はかけ放題もオプション料金がかかります。
通信料が安くなってもオプション代で高くなりますよね。
LINEMO だけは1年間タダですけど。
とにかく通話料金にはお気を付けください。
格安SIMの通話料金は割高、ということを忘れずに!
電話&店舗サポートが必要だと後悔
格安SIMは安くて便利ですが「向いてない人」もいます。
それはわからない時に何でも店舗で相談する人です。
私の身近でもそういう人がいます。
たとえば何かトラブルが出た時に自分で解決できない人。
そういった方が、価格の安さだけで格安SIMにしても多分後悔します。
なぜなら困ったときに「聞ける人」「目の前で操作してくれる人」がいないから。
そんな時
「自分には手厚いサポートが必要だった」
と後悔することになるでしょう。
もし格安SIMを使ってみて、サポートがないと不安なら大手キャリアに戻れば良いのです。
実は8日間であればキャンセルできるキャリアも多いです。
これは初期解約制度と呼ばれるものですが、例えば
は8日以内であれば契約キャンセルができます。
OCN モバイル ONE はキャンセルできないので注意です!
乗り換え前に、一応初期解約できるかは確認した方が良いですね。
格安SIM(格安スマホ)乗り換えで失敗しない方法
結論から言えば、さきほど挙げた失敗を防げば良いことになります。つまり
格安SIM乗り換えでの失敗しない方法
2.スピードの速いMNO回線を選ぶ
3.通話は無料アプリかかけ放題を利用
4.自分は手厚いサポートが必要か判断
の4点です。ざっとご説明します。
スマホの対応周波数を確認する
まず格安SIMがつながらない時。理由は
- APN設定ミス
- スマホの周波数未対応
のいずれかです。
①は手順書を見直せばすぐに解決できます。
ですがスマホの周波数Bandが格安SIMに対応していないと動かないので要注意です。
もし端末選びで不安になったり迷ったら気軽に相談してください。
スピードの速いMNO回線を選ぶ
回線スピードが遅い格安SIMは最悪です。
いわゆる「安かろう、悪かろう」で何もメリットがありません。
下図のように大手キャリアのMNO回線を直接使う格安SIMがオススメです。
実はこれに該当するキャリアはたったの5社しかありません。
この中から選べばスピードは十分です。
ですが、私自身は他の基準も合わせるとLINEMO が推しです。
詳しい理由はこちらの記事を読んでみてください。
fa-arrow-circle-right参考【プロ厳選】格安SIMを選ぶときの最重要な3つの基準【完全保存版】
通話は無料通話アプリかかけ放題を利用
スマホの通話料金は22円/30秒と高額なのでご注意です。
対策として、まず無料通話アプリがあります。
LINE等のアプリを使えばネット回線経由で通話できます。
音質が少し悪いですが、短めの要件ばかりなら十分ですよ。
ただし、もし仕事や長時間通話を頻繁にするならかけ放題がオススメです。
音声回線を使ってクリアな音で会話するには必要ですから。
くれぐれも22円/30秒の高額料金でかけないようご注意ですよ。
自分は手厚いサポートが必要か判断
この判断も非常に重要です。
なぜなら手厚いサポートが必要なら格安SIMは向いていません。
と、このくらい断言できます。
突発的にスマホにみたことがないエラーや警告もでます。
もしくは突然、通信できなくなったり。そんな時に
- 解決方法を調べる
- 思いつく改善動作を試す
のいずれかができないなら格安SIMは向いていないかも。
ご自分に手厚いサポートが必要か否かを判断してください。
「格安SIM乗り換え後の失敗例と解決策をご提案」のまとめ
格安SIM乗り換えの典型的な失敗例は
格安SIM乗り換えでの失敗例
2.回線スピードが遅すぎる
3.予想外に料金が高い
4.サポートセンターにつながらない
5.電話&店舗サポートが必要だと後悔
の5つです。
格安SIM乗り換えの失敗を防ぐには
格安SIM乗り換えでの失敗しない方法
2.スピードの速いMNO回線を選ぶ
3.通話は無料アプリかかけ放題を利用
4.自分は手厚いサポートが必要か判断
の4点です。
失敗した!と思っても8日以内なら契約キャンセルできる場合は多いです。
ですので、あまり怖がらず格安SIMをまず試してください。
家計節約、貯蓄が増える点で非常に賢い選択ですよ。
コメント